まるで、おとぎ話の世界に迷い込んだような空間。今回は庄川ウッドプラザから世界遺産である五箇山の相倉合掌造り集落を目指すコースを紹介します。
コース前半は雄大な散居村を背後に比較的緩やかな上りを走行し、ゴールの標高586mまで上ります。
※掲載写真:2024年10月撮影
庄川水記念公園の庄川ウッドプラザからスタート
巨大水車が目印。屋外のウッドデッキには庄川清流温泉入りの足湯があります。
こちらではバイクラックの設置や、補給食、お土産も購入することができます。
車で来られた際は併設の駐車場をご利用ください。
ただし、3月下旬から4月中旬の桜のシーズンおよび11月の第2土曜、日曜はゆず祭りのためご利用はお控えください。
庄川ウッドプラザ駐車場を右折して五箇山ヒルクライムのスタートです。
スタート直後、まずは国道156号線まで少し急な坂を上ります。
上りきったら突き当りの国道156号線を砺波方面に右折します。
※看板では左方面に「五箇山」と記載がありますが、今回のルートではこの丁字路を「右折」します。
右折した国道156号線を300mほど進んだらすぐ左折です。
最初の丘を登ると左手にはゆず畑が見えてきます。
ここ砺波市庄川地区はゆずの産地として昔から栽培が行われています。
背後には雄大な砺波平野が広がりを見せます。序盤から開けた丘を気持ちよく上ります。
看板では進行方向右の道の駅井波方面に進みます。
ここがこの峠のピークとなるため、この後は一旦下ります。
峠を下り、最初の信号「北川」を左折します。
目印としてこの交差点手前の右手には道の駅井波があります。
しばらく進み、「山見」の信号を左折します。
左折したらブルーラインを1.5kmほど進みます。
この交差点を山側へ左折します。
目印は「雄大な景色」となるのですが、Googleマップと合わせてご確認ください。
ここから先はしばらく車線が広くて車も少なく、走りやすいワインディングロードが続きます。
緩やかな勾配のアップダウンを繰り返しながら目的地に向かって進みます。
「五箇山」の看板が見えたら県道284号線を左折します。
二股を左の五箇山方面に進みます。
今度は右の道なり「五箇山」「福光」方面に進みます。
スタートからここまでは勾配がほとんどないため、田園風景を眺めながら気持ちよく走れます。
右手には柿畑が見えてきます。
「大鋸屋」交差点を左折します。
国道304号線に入りました。ここからは目的地まで一本道となります。
このコースのゴールである「五箇山合掌集落」の看板が見えてきました。
看板を過ぎたら左手に休憩スペースが見えてきます。
こちらがこのコース最後の給水ポイントとなります。このあとの険しい上りに備え、エネルギーをチャージしましょう。
今回の五箇山コースですが、序盤、中盤は割と緩やかな斜面を走ってきました。
しかし、ここからが五箇山コースの難所となります。
センターラインが白線からオレンジに変わり、登坂車線が見えてきます。
オレンジのセンターラインになってからは延々上り調子が続き、ペダルを回し続けなくてはならず、脚を休めることができません。
疲れたらコース途中にある展望スペースでしばし休憩です。
ゴールまで残り9km。
今回のコースの最高標高地点です。もう少し行くとトンネルがあります。
トンネルを抜けると真紅の橋がお出迎え。
橋を渡り切ると「世界遺産 相倉合掌集落」の看板が見えてきます。
2つ目のトンネルを抜けると、目的地まで後は下りです。
今回のコースのゴールである相倉合掌集落まであと2km。
左手にこの看板が見えたら相倉合掌集落へは右折します。
スピードも出る下りの左コーナー出口付近で右折が必要なため、通り過ぎない様に注意が必要です。
こちらを右折して進みます。
ゴールまであと少し。
道幅が狭くなり、観光バスとのすれ違いもあるため注意が必要です。
合掌集落が見えてきました。
五箇山相倉合掌集落に到着
世界文化遺産に登録されている集落の1つ。
五箇山相倉合掌集落コース、ゴールです!大変お疲れ様でした。
ゴール後の楽しみは、ヒルクライムで消費したカロリーの補給です。
今回は集落内にある、まつやさんにて、ざるそば定食をいただきます。
ざるそば、五箇山豆腐、天ぷら、郷土料理、煮物、おにぎりにデザートとボリューム満点です。
まつやさんではお食事の他に、おみやげ品も購入できますのでチェックしてみてください。
スタート地点の庄川ウッドプラザに戻ったら、足湯を楽しんだり、おみやげ品を購入できるので立ち寄りましょう。
庄川名物のゆずを使ったゆずソフトクリームは甘酸っぱく、さっぱりとしていて疲れた体に染み渡ります。
庄川エリアの土産店でしか購入することのできない庄川ゆずを使ったミルク饅頭「ゆずまる」もリピーターが多く人気です。
合掌集落に入ってすぐのところに世界遺産の石碑があり、茅葺き屋根の合掌造りの建物を背景に記念撮影です。
撮影用自転車提供:サイクルショップクラカワ
撮影終了後は石碑のすぐ右隣にある案内所奥のスタンドに自転車を設置。
集落内は車両の侵入は禁止のため、自転車を押して散策することができません。
駐輪場横に募金箱が設置されています。この合掌造り集落を維持保存するために、みなさんで協力しましょう。
撮影ポイントとして「史跡指定記念碑」や4分ほど高台に登った所に相倉集落の全景を撮影できる「とやまビューポイント」があります。ぜひ散策してみてください。
よごし丼セット